「タスマニアで生きる人たち」Somashiona氏から8/20の記事にコメントをいただいた
>作品を評価する先生たちの目や意見に評価されるみなさんはいつも納得するのでしょうか? 私の所属するクラブでは作品の善し悪しを常に評価されます それに対する「素朴な疑問」なんだと推察しました?!(笑い) 他の方は知りませんが、私は評価に納得できない時は現在までありません?!(笑い) 一般に写真家は自分の作品に甘く、他人の作品には厳しいものです?!(笑い) 写真を撮る人と、見る人では、現場の空気に関しては大きな差があります 現場にいた人の気持ちが、居ない人に通じるかは作品からしか判断できません だから作者は作品に対する思い入れを表現できたと錯覚し、見る方には通じない と言うことが出てくるのだと思います だから、客観的に相手に届いたかどうかを判断する意味でも他人の評価は大事なのです でも、写真を読めない方の評価は「御免被りたい」気分です・・・・ BLOGを始めた頃、作法がわからず当惑したことがありました?!(笑い) 何でも褒める言葉が溢れていて、こいつら写真を知ってんのか何て思ったりもしました?!(笑い) でも写真で感じる方と、話で感じる方との区別を知ってからはBLOGの楽しみ方を理解しました?!(笑い) 写真で感じる方は「マグナム・ヨダ氏」と「Somashiona氏」と「エンゾ氏」ぐらいかな?!(笑い) 残念ながら写真BLOGと言っても、その他の方々は、話で楽しむ方々と感じています(失礼&本音&笑い) ようは評価する人の能力によって、納得するかどうかは決まってくるのかなと思っています(笑い) >評価する方は世界の色んなタイプの写真を知った上で新しく出てくる写真を評価しているのでしょうか? スポーツの世界と違って、芸術の評価はあいまいな不合理な世界だと感じることが多くあります 評価する方々にも色々な方がおられると思いますが、普段の勉強は絶対に必要なことだと思います 私の師と仰ぐ先生は、その点では大変厳しい世界を生きてきています 公務員で、その分野の県の重責を担っておりましたし、高校野球の監督もなさっておりました?!(笑い) 民謡の家元に生まれ、跡は継ぎませんでしたが、奥様は二代目を継いでいるという家庭です?!(笑い) スポーツのこと、郷土芸能のことを話し出したら、止まりません?!凄いレベルの話も聴くことが出来ます その師は「写真を芸術にしたい」といつもおっしゃっています 画家も彫刻家も書家も、日々の研鑽や作品にかける思い入れは尋常ではない そして、表現しようとする内容は高度で、多くの芸術作品も生まれている それに比べたら写真に対する世間の評価は、まだまだ低いと感じる 写真を芸術にすることが、我々の課題ではないかとも言われます そのためには、現代の世情を、人間の生き様を写さなければならない 作品の中に、作者の主張や想いが凝縮されていなければならないし それが観る方の心に訴えかけて、感動させなければならない 押せば写る写真だが、その一瞬に全てをかけて、芸術作品に昇華させなければならない 写真の歴史の勉強や古典の研究、都会で行われる写真展での勉強は当然しなければならない また絵画やデザインは、写真の勉強と同じようにしなければならない 暇があれば美術館やギャラリーに行きなさいと言われる 写真を撮るより、そっちの方が君達には大事かもしれないよって笑いながら言われる ある書道会の月刊誌の表紙を長年撮影されているから書道に関しての造詣も深い 何人かの俳人から請われて、何冊かの俳句の本のカットを撮られたこともある 父親が民謡の家元だったこともあり、邦楽に関しての知識は玄人である そんな師が、私ごときの写真を作品と呼び、写真を読もうとしてくれる・・・・ 師から写真に関してよい評価をもらえることは滅多に無い、駄目だしがほとんどである しかし批評は叱咤激励と思い、日々研鑽あるのみと頑張っている毎日です 芸術に貪欲に立ち向かう師の後姿を追いかけているKashinなのである こんなに長い文章を読む人はいるのかな?!写真BLOG違反かもね?!(笑い) 本音を書かないBLOGの世界で、たまに書いておかないとKashinの存在もないからね?!(笑い)
by tes_music_system
| 2009-08-21 23:01
| 写真展
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